パソコンで散歩in西葛西

海と共に生きてきた漁村-葛西

海と共に生きてきた漁村-葛西

葛西地区は700年前から漁港(漁村)であったことが、江戸幕府の取調書に記載されているなどから、古くから知られていました。
冬場は名産「葛西ノリ」、夏場はアサリ、ハマグリなど江戸前の魚や甲殻類の水揚げが行われており、葛西沖にはノリを育てるひび竹と何百艘もの船、陸にはノリ干しのよしずが連なる活気にあふれた漁業の村でした。

また葛西沖は一年を通じてレクリエーションの場であり、春は潮干狩りの好適地として、夏は海水浴、秋はハゼ釣り、冬は古くから伝わる「すだて」と呼ばれる船遊びににぎわいを見せていました。
さらにこの葛西沖には、三枚洲と呼ばれる遠浅の海岸が3kmにわたって広がり、毎年渡り鳥が群をなして渡来していた。こうして葛西の海は、昭和35年(1960年)頃まで、東京周辺に住む人々の憩いの場になっていました。